4 posts tagged “ボランティア”
僕はこの問題の要点は、偏見の打破に集約されるんだろうなと感じました。ホームレスを好き好んで、特に冬にやるような人は殆どいるわけがないことはたった 3~4時間ほど冬の公園にいるだけで身体で理解しました^^;しかし、そういう風に考えている人はたぶん大勢いる。ホームレスの方達自身も自分を脱落者と して責めている方が多いことは、炊き出しに並ぶ際にあまり見られたくないというか、恥ずかしそうにしている方が多々いらしたことで感じとれました。ホーム レス蔑視がホームレスを内外両面から責め立てている。偏見がぬぐわれないから具体的な支援につなげることが難しくなる(だって予算もとれないしね)。
加えて、昨今蔓延している弱者蔑視、自己責任の風潮も偏見の生成に貢献していると思います。努力してたって会社が潰れるときは潰れるし、身体だっていつ悪 くなるかなんて予測できないし、何かの事象が起きた時に全てが一つの原因に集約されるなんてことはないのだから、その人一人の責任なんてことあるわけない です。何かの理由を一つにしたがる思考方法は「この世には悪の大魔王がいてそいつがこの世を滅ぼそうとしている、助けて勇者様~!」というまんま『子供の 発想』だと僕は思います。
努力は大事ですが、同時に努力は万能ではないという当たり前のことをもっとアナウンスする必要もあるでしょう。勉強やスポーツなど抽象化され数値計測され るような世界では努力と業績は比例関係を示しやすいですが、そんなものが通用しない理不尽なことは世の中にうなっていることは明らかです。今の日本に生ま れて育っていることは他に比べてかなりラッキーだと僕は思っています。内戦が勃発している処に生まれてたら、生まれもってエイズ感染して生まれてたら、厳 格な身分制度が確立されている国に下層身分の身で生まれていたら、etc・・・。努力が成功につながるというある意味『ぬるい』ことを言っていられるこの 国に生きていることはかな~りラッキーだと、本気で思います。
話がずれました^^;
で、現状、法律家の方の数は一応はまわせてはいるレベルだそうです。ですが、ボランティアの手がまわるのは一部ですので安心はできません。人手があるに越
したことはないとのこと。また、こうしたことに携わってくれる法律家の後継を作っていく、ノウハウを継承していくことが課題とのことで、特に、東京都は他
の都道府県に比べて弁護士さんの参加率が低いそうです。この点、Web屋としてアナウンスやナレッジ共有の面で協力できることはあるだろうと考えていま
す。(ここ見てる知り合いの法曹界のみんなも協力よろ!)
信木さんが仰っていましたが、「弁護士や司法書士等が一緒に連携して一つのことに取り組む経験ってなかなかないと思うからやってみると楽しいと思います よ」とのことで、東京の弁護士さん、人肌脱いでみません?おっと、人に勧める前にまずは自分が脱がないとね、Web屋として^^; いやー、でも、法曹界 の人は本当に尊い仕事をしているね。世の中と正面きって闘える論理という武器を装備していることってやっぱり凄いと思います。
実は、この活動(WebSigSociety)に参加したのはかなり成り行きなんです(苦笑。あるボランティアの会合のようなものがあって、そこにCSR
(企業による社会貢献活動)に興味があって顔を出し、その帰りにWebSigSocietyの主(?)である石丸さん、中野さんと共にファミレスに寄った
らいつの間にかメンバーに入ってた(笑
でまぁ、成り行きだったんですが、やるからにはちゃんと知ろうと思ってですね、今回の炊き出しに参加してみて、これだけの長文を書いていることからもわかるようにまんまと興味をがっつり持ってしまったと^^
これも縁ですね。
WebSigSociety(正式名称そのうち変わるかもです)はWeb屋の方のご協力を広く募集していますので、興味のある方は是非是非協力を!
ミクシィの「世界に貢献したいWeb屋の会」
http://mixi.jp/view_community.pl?id=393756
で参加表明すればよかった・・・はず(←おぃ)
あ、最後ですみませんが、
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いしますっ!
路上生活以下の生活なんてそうそうない。少し考えてみれば明白です。でも、僕は言われてみるまでその当たり前のことにも気づきませんでした。知っているこ とと知らないこととの間には深い溝がありますね。知らないことは思考、観測、気づきの対象にすらなりませんから。そして知らないから、理解も得られず、 『ホームレスって好きでやっているんでしょ?』、『弱いヤツ、能力が低いヤツがダメなんだよ、自業自得』、『努力が足りない、甘えている』といった自己責 任型の偏見だけ残して誰もこの問題を自分の問題として取り組もうとしないし、予算も増えず、人手も増えないと・・・。なるほど(←目からウロコ)
さらにこの司法書士の方から吐き気のするようなお話をうかがいました。ボランティアを称している団体の中には、被生活保護者の受けている保護金を目当てに 彼等に接触する者もいるとのことです。そうした団体は低品質のサービス(タコ部屋、粗末な食事)を提供して、ロクに管理もしないため、内部は暴行、いじ め、搾取が蔓延している。しかし、役所が予算、人手不足で支援からもれてしまう方が出てくる以上、これを狙った連中が跋扈する素地を作っているようなもの なのでしょう。それにしても、弱い立場に置かれた人からさらに搾取するだなんて、中長期的にみれば自分が住んでいる社会をより住みにくくする行為なので自 殺行為に等しいのですが・・・(搾取しきった後、生産するものがいなくなった世界がどうなるのかということに想像力が及ばないのでしょうかね)。ただ、こ うした団体は知れ渡るにつれて最近は減ってきているとのことで一安心です。
法律相談には生活保護の申請のほかにも、借金返済の相談とか(借金してても生活保護は『受けられます』。借金と生活保護は別の問題なのだそうです)、暴行 やいじめ、給料不払いの問題など様々な相談にのっているとのことです。医療相談とも連携して、適切な治療を受けさせるなども行っています。路上生活では健 康は常に脅かされているのですが、そうした情報も一般にはほとんど知られていないそうです。寒さ、栄養不足に加えて、路上で寝ていると堅い地面の上で寝続 けるために肝臓を壊してしまうそうなのです(知らんかったっ!!)。
昔は冬場は駅も夜間に受け入れてくれたらしいのですが、最近は駅から追い出されるだけでなく、駅の近くにいてもだめ、警備員に蹴られたりもあるそうです。もちろん、警備員の方の方も怖くて必死なのでしょうが・・・・やりきれませんね。
寒風吹きすさぶ公園に15時過ぎに着きますと、既に100人は越えるホームレスの方々とボランティア、支援団体の方々が詰めていました。
今回、僕たちは中野さんの友人の信木さんがホームレスの方々を対象とした無料法律相談行っており、それを見学させて頂くということで伺いました。
ホー ムレス問題にWeb屋として取り組む時にまず気になるのは『ホームレスの方達はネットにアクセスできる環境があるのか?』ということなのですが、信木さ ん達、支援団体の方々に伺ったところ、ホームレスの方々はプリペイド携帯しか持っておらず、またプリペイド機種の多くはWebが見られないとのことで、彼 等を直接Webで支援することは難しいことが判明。これを受けて、まずはホームレス問題を広く世に訴えること、法律相談に参加して頂ける法律家、法律家の 卵を増やすこと、参加頂いた法律家の方々の間でのより効果的な連携支援、ナレッジの蓄積と共有を進めることを優先する方向に舵をきることになりました。 (一部には漫画喫茶からアクセスする方もいるとのことから彼等を直接ターゲットとしたコンテンツを展開することも無意味ではないのですけどね^^;)
た
だ突っ立っていてもしょうがないので、信木さんにお願いされたチラシ配りをそそくさと開始。彼等は一様にチラシを積極的に受けてくれる。情報に重きをお
いている姿勢がうかがえる。「無料法律相談やってま~す」配りながら何人かのホームレスの方と話し込む。曰く、「生活保護を受けたいが、以前一度受けた際
には寮に入れられてしまい、そこでは内部でイジメ、暴行、搾取が横行していて、自分も被害を受けた。だから、最初からアパートを借りたいのだが・・・」、
「働き口が見つかってもこの生活が知られると一方的に解雇されてしまう」、「みんながみんな好きで炊き出しを受けてるわけじゃない」、「本当に欲しいのは
炊き出しじゃない、『仕事』なんだ」・・・ストレートな生の言葉が突き刺さりました。
恥ずかしながら、僕はホームレスの方々は好きでその 生活を選んでいる、もっと言えば努力が足りない脱落者のように思っているところが多少なりともありました。けれど、そうじゃない。そんな方もいるでしょう けど多くの方は望んでこの生活をしているわけじゃない。努力とかそういう次元を越えてこういう立場に身を置く可能性は誰にでもある。僕達の偏見が彼等を追 いつめている。
先週末行ってきました。参加しているmixiのコミュに『世界に貢献したいWeb屋の会』(http://mixi.jp/view_community.pl?id=393756)があり、その活動の一環でまずはパイロットプロジェク トとしてホームレスの方々をWeb屋として支援しようということになりまして、「んじゃ、まずは実際の所を見てみよう。刺激を受けよう」ということになっ たからです。
クリスマスの前日に池袋の南公園(?)にコミュ主の石丸さん、上司の中野さんとお伺い。
で、なんやかんやありまして、『支援を本格的に開始することに決まりました』(←はしょり過ぎですね)
まぁ、ゆっくり書いていきます。いろいろ知見が得られましたし。