お仕事してる人はみんな変態なんやね
先日、合気道のお稽古の帰りに先生、先輩の皆さんとお酒を飲む。
(稽古あがりのこの酒がサイコーに上手いんだなこれがっ!!)
その場で何だかんだと話しているうちに、ふと仕事の話になり、
僕とフリーランスでコピーライターをしているKさん二人が
「やっぱりクリエイティブ系の仕事って変態じゃないとできないよね。ドM、もう救いようのないドMだよ」
みたいな話で盛り上がっていると、先生のYさん(Yさんは先生と呼ばれるのは好きじゃないんだけど、ブログの上では先生を使わせてください^^;)が、
「いや、それはね、みーんな変態だよ。どんな業界、業種の仕事でもね、その仕事やれてる人間ってのは絶対にどこか変だよ(←意訳)」
ということを仰ってはっとしたのでした。
先生は株屋さんをやっている金融マンなのですが、株屋さんもまた株屋さんなりの変態要素があると断言しておられました。
うーむ、なるほど。
先生のこのコメントではたと膝を打ったのは次の2点に気づかされたから。
1. 自分達の業界、業種、仕事だけが特別なんじゃないやい
2. 業種によって求められる素養、素質は異なり、苦労する点は異なる。強弱ではなくベクトルが違う
先生には以前にも
「社会人で忙しくない人なんていないよ。忙しいのは稽古ができない理由にはならない。稽古だけじゃないけどね(←これまた意訳)」
という言葉でリリース前で油断すると【忙し自慢】に陥りかねない状態の僕のココロにズキュューーーン((C)荒木飛呂彦)とくるお言葉を発せられており、先生との会話は僕にとってスリリングで気づきの多いエキサイティングな体験になっています。
しかして、その時に自分の心性の程度の低さにホトホトあきれて「自分が特別だと思うな。自分が特別だと思うな。自分が特別だと思うな・・・」と念仏のようにすりこんでいたはずですのに、またもや【クリエイティブ業界の特別視】がにょろと出ちゃうとは。まぁ、自分を特別視しちゃうのは人間の業みたいなもんだと思うから完全には消せないし、消すべきでもないとも思うけれど。
心の癖みたいなものって人間にはあるものですねー。これも合気道の効果なのか、最近自分の心の動きとか思考パターンが自分で引いて見れるというか、読める感じがするときが増えてきました。ので、自分の程度の低いところも見えちゃってイヤンな気分になること度々です。一周して楽しいけど。
仕事してる人はみんな変態の話に戻しますと(←すげー話だな)、帰宅後、カミサンにも聞いてみたらウン×2と共感してくれましたね。カミサンは病院に勤めているんですが、やはり業界特有の苦痛があり、それに耐えられる素質というのは他の業種で求められる素質とは違うから、「まぁ、変態だわね」と言ってました。
医療系は品質の低下=患者さんの死なので、ルールも多く、仕事の内容にルーチンワークも多いわけですが、ざっとあげるだけでも
- 毎日決まった時間に決まった作業を決まった手順でミスなくこなす
- 急患が入ってもペースの崩れを最小限に保つ
- 人が亡くなることを目の前で沢山見ることに耐えられる
などなどSEとはまったく違う困難と素質が必要とされるですね。
とくに最後のが凄い。SEはまぁ、普通はね、どんなに大変でも【人は目の前で死なないから】。
「もう今日、仕事でこんな嫌なことあってさー」
なーんて、僕がダレてる日にカミサンは死を目撃している時もあったりするわけで、考えてみたら凄いことだ。
まぁ、その代わり、カミサンは休みや時間がきっちり管理、提供されていて、不規則極まりないSEの働きを見るに「絶対無理、ありえない」と言っているのですが^^;
人によって苦痛に感じること、我慢できることの程度が異なるのは、色んな仕事をそれぞれの変態性のタイプにおいて分担するために注意深く設計されたシステムなのかもね(笑
最後に脈絡もなく、もう一個、先生のステキコメントを挙げてしめます。
「ストレスのない仕事なんて仕事じゃないよ」
もう言葉もありませんm(_ _)m